ハーブチンキのアルコールを飛ばす方法
水溶性と脂溶性の有効成分
ハーブの有効成分には 水溶性(水に溶ける)と
脂溶性(油に溶ける)ものがあります
ですから 普段私たちが飲んでいるハーブティーには
水溶性の成分のみが抽出されているということです
その点アルコールは水とも油とも相性がよく
アルコールで成分抽出をするハーブチンキは
水溶性と脂溶性の両方の成分を抽出することができます
ハーブの有効成分(フィトケミカル成分)一例
水溶性:
アントシアニン(目の老化予防)
タンニン(整腸作用)
イソフラボン(女性ホルモン症状の緩和)
クルクミン(肝機能亢進)
ケルセチン(動脈硬化予防)
脂溶性:
βカロテン(プロビタミンA)
リコペン(中性脂肪の改善)
ルテイン(目の老化予防)
ジンゲロール(肥満予防)
ハーブチンキのデメリット
前回のブログでもお伝えしたように
メリットがたくさんあるハーブチンキですが
度数の高いアルコールを使用するため
内用・外用含めアルコールに対しての耐性が弱い方は
アルコール分を飛ばしてから使用することを
おすすめします
では どうしたらアルコールを飛ばすことができるのでしょうか
その方法をお伝えします
ハーバチンキのアルコールを飛ばす方法
1 湯煎にかける
2 電子レンジを使う
3 熱湯に入れる
の3つがありますが、
利便性や風味の点から
個人的には3番がおすすめです
特に電子レンジで加熱して飛ばす方法は タイミングが
難しく 煮詰まって苦くなり飲みにくさを増す
ということもあります
ちなみに3番は
熱湯に適量のハーブチンキを垂らし
そのまま蓋をせず冷ます方法です
これは水の沸点が約100℃なのに対し、
アルコールの沸点は約78℃なので
沸騰した100℃の熱湯に、沸点の低いハーブチンキを垂らすと
アルコールを飛ばすことができるんです
しかし、いずれも完全にアルコールを取り除くことは難しく
少量のアルコール分は残ることは理解したうえで
活用してくださいね
また、アルコールを飛ばした後は長期保存が
できなくなるので、なるべく早めに使ってください
一度作ってしまえは便利に使えるハーブチンキ
様々なハーブの中から 自分に必要なものを選んで
オリジナルのナチュラルレメディを作って
日常の様々なシーンで上手に自然の恵みである
フィトケミカル成分を取り入れてみましょう
募集中です🍃