受講者様インタビュー 内山昌代さん
内山さんは、理学療法士として働いた後、
養成学校でたくさんの後進を教育。
現在はさらにステージを変え、
介護の仕事をこなしながら
大学院で「老年医学」を学んでいます。
アクティブな彼女にふと、
「そんな風に内山さんを突き進めるものは
何ですか?」と伺ったところ、
「知識はどんどん古くなる。
情報社会で色々な情報がすぐ手に入るけど、
どれが正しいのかは自分で学びたいんです」
とのこと。
長い経験をお持ちなのにずっと謙虚。明るく聡明。
見習うべきところがたくさんある魅力的な方です。
Q:植物療法を学んだきっかけは何ですか?
友人の紹介でした。
植物療法は知らなかったけれど面白そうだなと
思って参加したのがきっかけです。
Q:植物療法講座やフィトクラン、ワークショップにご参加いただきました。印象に残っていることはありますか?
植物療法講座ではハーブティーを飲んで
とても美味しかったこと、また講座内で
作ったクリームが本当に気に入りました。
フィトクランやワークショップでは
みんなでワイワイ言いながら実習するのが
面白かったです。
人それぞれブレンドハーブ作りも、
ネイルオイル作りも個性が出ます。
作ったものを見比べながらデザートを食べて
またおしゃべりして…楽しかったです。
自然なものを使うところがいいですね。
Q:植物療法を学んで、ご自身の生活にどのように取り入れていますか?
今はあまり時間がないのですが、
時間が出来たらハーブティーを体調に合わせて
飲んだり、クリームや化粧水作りを
やってみたいなと思っています。
植物は強いですよね。
その恵みを体に取り入れたいです。
Q:長年医療と関わっていますが、植物療法と医療との関係について思うことはありますか?
残念ながらハーブやアロマは日本ではまだ
癒しのものというイメージがあります。
けれども実際には認知症予防や転倒防止などに
アロマが効果的だという研究も進められています。
説得力を高めるためにもエビデンスを
出した方がいいのかな。
例えば便秘の人がローズヒップを飲み続けて、
このくらいから便通が改善してきた、
治ってきたなどの効果がはっきりしてくると、
ハーブティーがなかなか続かないと言っている方も
目標ができ継続されるかと思います。
Q:これからの夢や目標はありますか?
高齢者の方が自分の健康を自分で気にして
セルフケアができるような環境作り、
また知識発信をして、
健康寿命を延ばす手助けをしたいです。
誰でも歳を取ります。
でも自分の健康を他者のせいにするのではなく、
自分でしっかり知識を付けて、準備して、
明るく元気な高齢者の方が増えてくれることを
心から願っています。
内山さん、ありがとうございました。