両親との穏やかな時間
植物のチカラで女性を笑顔にしたい
フィトセラピースクール エクラです
驚くべき母の勘
週明けの浜松での講座を終えそのまま埼玉に住むの両親の元へと向かいました。
順調のドライブが 首都高のトンネルに入った途端渋滞に入り 実家に着いたのは午後10時過ぎでした。
家の前に着き まさにブレーキを踏み駐車しようとした瞬間私の携帯が鳴りました。
電話は母から。
そろそろ着く頃かな?と心配してかけてきたようです。
まるで見ているかのような絶妙のタイミングにびっくりです。
そういえば、
母は私が学生の時から 外出すると心配して寝ずに待っていてくれたことを思い出しました。
もう良い歳をした娘の心配をいつまでもしてくれる母の気持ちがありがたく
また幾つになっても親は子供のことを心配するものなのだなと実感しました。
いつまでも私にとって大きな存在の父
翌日はさっそく 父の待っている病院へ 父の好物を沢山買って会いに行きました。
本当はカロリーオーバーになってしまうのでよくないのですが 元々大食漢の父には
病院食は物足りないらしく 家族が持ってくる差し入れが楽しみの一つなのです。
看護師さんもこの時は目をつぶってくれているので、父のところに行く時は好物を買って
父、母と3人で昼食をとるようにしています。
今は少し痴呆が入ってしまっていて 頑丈だった体もすっかり細く痩せてしまってはいるけど
父に会うととても安心し、自分自身が子供の頃に戻るような不思議な気持ちになります。
周りからは平均的な老人に見えるのだろうけど 私にとってはいつまでも頼り甲斐のある
大きなお父さんなのです。
食事中も些細なことで小さなケンカをする両親ですが笑 そんな光景が今でも見られることが
とてもありがたいです。
食事後、伸びた髭が気になり父の髭剃りを電気シェーバーで剃っていたら 使い方が良く分からず
髭を引っ張ってしまい大慌て。
でもそんな私をみた父は大笑いをしてくれました。
久しぶりに父の心から笑った様子を見て嬉しくなりました。
驚きの偶然
私が遠くに嫁いでからは実家に帰るのは多くて年に2度 お盆とお正月のお休みでした。
実家に帰ると私の部屋には沢山の品が山になって積んでありました。
それは両親が旅行先でお土産として買ったものや
母が購入しておいてくれた家庭用雑貨や食品、私や子供たちの洋服やおもちゃなど
前回の帰省後から購入されたものが私の部屋に積まれていてお土産として持たせてくれるのでした。
今回もお化粧品や食べ物など一通り説明してくれた後
「あ、そうそう、これ着る?」
と一枚のセーターを見せてくれました。
なんとなく見覚えのあるセーター。
お母さんぽくないデザイン。
思わずタグを見ると、なんと私が先日買ったものと全く同じブランドのもの!
今までこんな偶然一度もなかったので2人で顔を見合わせ大笑いでした。
やっぱり親子なのですね笑
イメージが違ったらしくそのセーターは私が着ることに。
手元にある2枚のセーター。
そのレモンイエローのセーターは大切に着よう、古くなってしまっても
一生手元に置いておこうと思ってます。
あっという間の3日間の滞在。
後ろ髪を引かれる思いですが、仕事も待っている家族や猫たちもいます。
「次はもっと早めに会いに来るからね」
と心で言いながら帰路に着きました。
短い時間に両親の愛をたくさん貰い元気をもらいました。
まだまだ親孝行できていないし
長生きしてくださいね。
今日も最後までお読みくださりありがとうございます。
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